最近、自分が配信した情報をいかに見てもらえるようにするか、いろいろなツールを使ったり、コンテンツの内容を工夫したりすることにハマっています、Marketing&Service Group新卒社員 良波です。
最近、自分が配信した情報をいかに見てもらえるようにするか、いろいろなツールを使ったり、コンテンツの内容を工夫したりすることにハマっています、Marketing&Service Group新卒社員 良波です。
ディスカバリーズが高輪へオフィスを移転してから2ヶ月弱が経ちました。
社内のメンバーが少しずつ新しい環境に慣れてきた一方で、「新オフィス付近にあるランチスポットをもっと知りたいな。」という声も聞こえてきました 。
そこで、自社の働く環境改革を目的とする社内プロジェクト「WORKS」に携わっている私は、社内のみんながおすすめするランチ情報を収集し、配信することにしました。
まずは、「みんなのおすすめランチスポットを教えてほしい!」と情報を収集するところから始まりました。私はディスカバリーズの自社製品である社内コミュニケーション ツール“engauge.works”を使用し、ランチ情報の募集をかけてみることにしました。
各自が回答しやすいよう、店名や距離、価格帯などあらかじめ項目を設定した“Forms”を記事にリンクして投稿しました。
“engauge.works”は、管理者ページのアクティビティ ログから閲覧数が確認できるため、投稿して数日後恐る恐る記事への反応を確認してみました。私が投稿した記事の閲覧数は、全体のたったの49%。そして、実際にFormsへのおすすめ店舗の書き込み数は、記事を閲覧した人数の割合に対して13%。
業務とは直接関係のない問いかけは、後回しにされがちだろうとなんとなく予想はしていたものの、
私はこの数字にとても落ち込みました。
さらに数日経過しても閲覧数が上がることはなく、悔しさのあまり、どうにかしようとメールで社内にリマインドをかけようと決心しました。
メールを作成する際、「なぜengaugeで自分が発信した記事に周りは食いついてくれなかったのだろう?」と分析してみたのですが、「おすすめランチスポットを教えてどうなるの?」と、私の取り組み意図を文章で伝えても分かりづらかったではないのか?
そう思った私は、ビジュアル マーケティングの手法を取り入れることにしました。「ビジュアル マーケティング」とは、商材やサービスについてビジュアル(視覚)に訴える手法です。人間の脳に入る情報の9割が視覚情報とも言われています。
そこで、集められたランチスポットは最終的に社内のランチマップに追加されるのだと、ランチマップイメージ図をメールに挿入しました。すると、驚くことにリマインド メールを送信したわずか4日後、記事の閲覧数は20%増加して69%、Formsへの書き込みは約17%増加して30%と増えていました。
仕事で忙しい時は、ランチ情報のように、業務範囲外の情報の優先順位はどうしても低くなってしまいがちです。そんな時、リマインド メールを送信するだけで、最初の記事投稿だけでは見逃してしまった人は再度情報へアクセスするきっかけとなります。
さらに、読み手にその情報がどのような影響を与えるのか、ビジュアルを用いて具体的なイメージをしやすいように伝えることが大切です。
つまり、情報をタイムリーに確認できなかった人への働きかけと、読み手が情報に反応したくなるような伝え方、この2つの工夫が必要なのです。
情報へのリーチが一定数に達し、良いスタートをきることが出来たところで、
続いてはどのような取り組みをすれば、「発信した情報へのアクションを継続的に促すことができるのか」という段階に入っていきます。
そのための仕掛けを今検討し、目下実施中ですので、次回の更新で結果を報告したいと思います。
●関連製品:engauge.works | エンゲージドットワークス
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