ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社様|人事DXをすすめ、新たな価値創出のプラットフォームを構築
2024.05.02
シニアコンサルタント郭

こんにちは。シニアコンサルタントの郭です。

首都圏でマルエツ、カスミ、マックスバリュ関東、3社のスーパーマーケットを展開し、お客様に感動を生む体験を提供することを目指しているユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社(U.S.M.H)様が取り組む、人事DXの最新事例をご紹介します。

人材育成を通し、お客様への新たな提供価値を生み出すために

社会や暮らしが大きく変化する中、スーパーマーケット業界にも新しい時代に向けた変革が求められています。U.S.M.H様では、新たな提供価値の主軸として“料理”や“食”に注目。より生活者視点での店舗づくりを目指し、人材育成の観点から社員向けの調理実習プログラム「リテールシェフアカデミー」を企画されました。

研修プログラム作りは、料理学校の講師などへのヒアリングからスタート。ヒアリングを通して実習だけにとどまらない学びのサイクルの重要性を感じ、予習・実習・復習のサイクルを組み込んだ、学ぶだけでなく“身につく”研修を目指す、という方針に決定しました。

Microsoft 365 の活用で、“やりたいこと”を叶える柔軟性を実現

そこで問題なのが、実習は今まで通りオフラインで行うことは決まっているものの、それを学ぶから“身につく”に変えるための予習と復習をどうするか、という点でした。
「知見も経験もない状態でのスタートなので、最初から完璧な研修プログラムを目指すのではなく、実際に使用しながら完成度を高めたい。しかし、既存のシステムでは、なかなかそういうアプローチが難しい。」(管理本部 人事総務担当 石田様)

そうしたご要望をうかがい、私たちディスカバリーズでは設計の自由度や改善・改修の柔軟性という点に加え、運用負荷の軽減も考慮し、Microsoft 365 の活用を提案。プロトタイプを組み、実際に見て操作いただきながら、研修プラットフォームを構築していきました。

デジタル成熟度を高めてDXを進め、新たな価値の創出へ

構築したプラットフォームは、Teams をハブにしたシンプルな設計。普段ITツールに触ることが少ない現場の受講生もスムーズに触って活用することができるため、組織のDX推進に必要な一人ひとりのデジタル成熟度も向上させます。
現時点で第一期が終了した「リテールシェフアカデミー」ですが、満足度も高く、受講生同士のコミュニケーションの活性化や、従来にない視点での商品開発・売り場づくりなど、現場での成果も生まれているそうです。

ディスカバリーズを選定いただいた理由や、蓄積されるデータと人事制度との連携を見据えた今後の展望など、お客様の声を動画でもお届けします。

取り組みの詳細や実際の画面の様子などはeBookで紹介していますので、是非ご覧ください。

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デジタル・トランスフォーメーション(DX)を推進するうえで大切なのは、「デジタルの活用を他人任せにするのではなく、自分たちで活用し、意識や行動を変えていく」という点です。そのために私たちディスカバリーズでは、DXを「デジタル・トランスフォーメーション(Digital Transformation)」と「デジタル・エクスペリエンス(Digital eXperience)」の2つの観点で捉え、お客様のDX推進を支援しています。

ビジネスの未来を作る。|ディスカバリーズが考える、DX実現の5つのステップとは

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今後蓄積されたデータをいかに紐解き活用していくか、私たちディスカバリーズも共に考え、引き続きU.S.M.H様の取り組みに伴走し、サポートさせていただきたいと思っています。


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