株式会社LIXIL
2024.07.19

技術情報ポータルの利用率を93%まで向上。生活者視点のイノベーションを促進する“協創環境”の構築

社名:株式会社LIXIL 
業種:設備 
従業員数:10000名以上

株式会社LIXILは、イノベーションを促進する「協創環境」の構築に注力しています。ナレッジ共有と社内コミュニケーション活性化のために、SharePoint Online を活用した技術情報ポータルサイト「HIRAMEKI」を構築。運用開始後、継続的な改善とユーザー参加型コンテンツの導入により、利用率は93%にまで向上しました。 

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導入前の課題
  • R&D本部内のナレッジが各所に分散 
  • 社内コミュニケーションを活性化させる環境が求められていた 
  • 社内ポータル作成するための SharePoint を専門家がほしい 
導入効果
  • 対象300ユーザーのうち93%が「HIRAMEKI」を利用するまでに成長 
  • 過去の研究成果や最新の研究テーマ、人材・スキル情報などのナレッジを集約し、業務の窓口として機能 
  • ユーザー参加型のコンテンツから情報投稿し、双方向でのコミュニケーションが可能に 

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生活者視点のイノベーションを促進する“協創環境”の構築

株式会社LIXILは、2011年に「住まい」と「暮らし」に関わる国内の主要な建材・設備機器メーカー 5社が統 合して誕生。そのシナジーを活かしたソリューションをグローバルに展開しています。そして2015年4月、 LIXILは、「2020年までに世界で最も企業価値が高く、革新的で、信頼されるリビングテクノロジー企業となる」 というビジョンの実現に向けた組織再編を実施。事業部を、4つのテクノロジー分野と、販売・マーケティン グの5つに再編することで、技術的な専門性を高め、イノベーションを促すと共に、快適な住まいと暮らしをトータルに実現するソリューション提案力まで高めています。 こうした動きに呼応するように、R&D( Research & Development )本部においても、2014年秋頃から1つの取 り組みが進められてきました。それが、各所に分散していたナレッジを1つのプラットフォームにまとめて共有すると共に、社内コミュニケーションを活性化させる環境づくりです。

SharePoint に精通したパートナーと共に、求めるゼロから開発

R&D本部 研究戦略部 技術戦略グループ 主幹 並木 学氏は、この環境づくりが「LIXIL R&D本部内に埋もれているポテンシャルを引き出すために役立つ」と説明します。主な目的は、下記の3点です。

  • 過去の研究成果の円滑な共有と活用
  • 現在進行形の研究計画および研究内容の共有と、協働の促進
  • 事業部門との直接交流による、イノベーションの加速

そして2015年1月、上記の目的を達成するために適したITソリューションについて情報システム部門に相談を行った結果、推薦されたのが Office 365 に含まれる SharePoint Online を活用した社内ポータルの構築です。 しかし、目的通りに SharePoint を活用するには、経験が必要となります。日本マイクロソフトに直接相談した並木氏は1つの提案を受けました。
それは、「初期の構築においては、精通したパートナーの手を借りつつ、徐々に社内にノウハウを蓄積する」 という方法でした。 そこで、数社のパートナーの紹介を受けたLIXILが、最終的に選んだのが、ディスカバリーズだったのです。 並木氏は「決め手は、信頼感」だったと振り返ります。「SharePoint も初めて使いますので、パートナーの選定基準が分からずに悩みました。しかし話をするうちに、『ディスカバリーズなら、こちらの意図をくみ取って、案件をリードしてくれるだろう』と感じました。今でもこの選択は正しかったと思います」 。

サイト構築からコンテンツの企画、 活用率向上まで一貫してサポート

ディスカバリーズがサポートした本案件のトピックスは、主に以下の4点です。

  1. デモサイトを使った要件整理からサイトの本構築
  2. セキュリティポリシー及び利用ガイドラインの策定支援
  3. 活性化を促すコンテンツの企画・運用
  4. 目標達成に向けたロードマップ及びKPIの策定支援

パートナーがディスカバリーズに決定してからの進行は早く、2015 年4月には、デモサイトを作成。約3か月かけて、機能や要件を検証すると、7月から本構築を開始し、同年10月には、“技術情報ポータルサイト「HIRAMEKI」”の名称で運用開始しています。
ポータルサイト「HIRAMEKI」は、過去の研究成果を収容したドキュ メント ライブラリに連携しているほか、最新の研究テーマや、人材・スキル情報、そして「消費財購入」など各種社内システムにリンクすることで、R&D本部全員の“業務の窓口”として機能するようにデザイン・設計されています。
しかし、運用開始直後のアクセス数は「予想以上に低かった」と並木 氏は言います。 「サイト公開に向けて周知を図ってきましたが、それだけでは人が 集まりませんでした。成果を生むためにはやはり、サイト公開後の継続的な取り組みが重要であると実感しました。


インテリレポートのダッシュボード画面。LIXILでは、エスクポート機能 を活用してログデータ を取得し、自社で自由に分析しています。

コンセプトに適した施策で 対象ユーザーの 93%が利用!

ディスカバリーズではサイト公開後すぐに、LIXIL R&D本部3拠点を 回って研修を実施。さらに研修内容を収めた動画を11月末に「セ ルフトレーニング」として公開するなど、「使い方が分からない」と いうユーザーの声に即座に応えました。さらに2016年5月にユーザーアンケートを実施し、改善すべきポイ ントを確認。デザインや機能の向上に役立てています。
また、情報を投稿する習慣を早く根付かせるために、ユーザー参 加型コンテンツ「今日のつぶやき」と「未来新聞®※」を公開。 また、部署ごとの利用状況の差を埋めるために、情報投稿数の多い部署を表彰するキャンペーンを実施するなど、「HIRAMEKI」を狙 い通り機能させるための施策を次々に展開。2016年8月現在で、 R&D本部全員と事業部の一部の社員を合わせた対象300ユーザー のうち、93%が利用するまでに成長しています。
並木氏は言います。「プロジェクト開始当初は『サイトを作れば終わり』という感覚も多少あったのですが、ディスカバリーズさんと一緒に構築を進めれば進めるほど、“成果を生むためのロジックが重要”だと理解できました。単なる構築パートナーとしてこちらの要望を聞くだけではなく、コンサル的な立場から『なぜ、それをやりたいのか?』と問い直して、私たちの気付かなかった点まで提案してくれたことは、非常にありがたかったですね」

※「未来新聞®」は未来新聞株式会社の登録商標です。

お客様のコメント

株式会社LIXIL R&D本部 研究戦略部 技術戦略グループ 主幹 並木 学 氏

「今回、ディスカバリーズさんには、本当に柔軟に、 当社の要望に応えてもらいました。 SharePoint の構築および改善作業も、すべて私たちの目の前で行ってもらいましたので、社内にもノウハウがたまっています。さらに、インテリレポートという「誰が SharePoint にアクセスしたか」まで分かるログの取得・分析サービスでも、私たちが自由にログを取り出して活用できるように、サービスを切り分けて提供してくれています。構築から活用の促進、そして社内運用のナレッジ提供まで一貫してサポートしてくれることが、最大の魅力だと思います。」

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