JFEコムサービス株式会社
2024.10.02

社内ポータル「コムサPortal」を構築し、社内コミュニケーション活性化と創環境の構築に成功

社名: JFEコムサービス株式会社
業種: ITサービス
従業員数: 300名以下

JFEコムサービス株式会社は、IT事業部門とSI開発事業部門を通じて、お客様の経営課題を解決しました。社内ポータル「コムサPortal」を通じて、双方向の情報発信と社員プロフィールの公開を促進し、社員間のコミュニケーションとチーム力を向上しています。 

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導入前の課題
  • お客様先に常駐するエンジニアもいるため、全社員が一体感を得られない 
  • 社員間のコミュニケーションを活発にし、チーム力を強化したい 
  • 会社で働いている一人ひとりの人となりを知りたいが分からない 
導入効果
  • 社内ポータル「コムサPortal」を通して、社員間のコミュニケーション向上に貢献 
  • 会社と社員の双方向から情報発信が可能になり、社員プロフィールの閲覧も活発に 
  • 社員が自ら情報を発信しやすくなり、社員の8割以上が「タイムライン」機能を活用 

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価値あるサービスを提供するために、社内の共創環境を重視

JFEコムサービス株式会社は、企業のIT基盤のハード、ソフト、ネットワークの企画、構築、導入支援、運用・保守など、コンピュータとコミュニケーションに関わるサービスを提供することで、お客様のビジネスの発展に貢献しています。経営課題として同社が重要視していることの一つに、「社内コミュニケーションの活性化」が挙げられます。執行役員 山本福己さんは「社員間のコミュニケーション向上はビジネス面でも有効」と話します。
「一人で出来る仕事は、限界があります。お客様のビジネス向上に寄与できるような効果的な提案を行うためには、さまざまな角度からモノゴトを考え、多様なアイデアを出し合うることが重要です。そのためには人間関係に支えられた“チーム力” が求められます。だからこそ、当社では社内コミュニケーションを重視してきたのです」

条件がすべて揃った InSite を導入し、委員会設置からわずか6か月でポータルを公開

JFEコムサービスは、社員数250名ながら国内6か所に拠点を構えている上に、お客様先に常駐するエンジニアもいるため、全社員の一体感の醸成は重要な課題の一つです。こうした状況に対応し、社内コミュニケーションに力を入れてきた同社では、2017年に約9か月かけて全社員と社長が会食しながら議論するタウンミーティングを実施したほか、翌2018年にも若手社員と経営層の合宿を実施し、社内コミュニケーションのあり方についてディスカッションが重ねられました。

こうした取り組みを通じて集められた意見を基に2019年6月、今までにはなかった“社内ポータル”の構築・運用を目指して総務部部長 中嶋滋さんをリーダーとする「ポータル刷新委員会」を設置。全社からメンバーを募り、プロジェクトがスタートしました。プロジェクト発足に先立って、総務部 大野修一さんが中心となり、複数のサービスを比較検討した結果、「JFEコムサービスが求める社内ポータルサイトに必要な機能がすべてパッケージされている上に、個別のニーズに合わせたカスタマイズも容易に行えるサービス」として選ばれたのが、ディスカバリーズの提供する「InSite」でした。そして2019年11月に新しいポータルサイト「コムサPortal」の運用を開始しました。

双方向の情報発信を重視。温もりの伝わる記事で人間関係の深化を促進

JFEコムサービスが「コムサPortal」に求めた要件は、大きく3つに分けられます。
1つ目が「グラフィカルで、分かりやすいレイアウト」。2つ目が「現場の社員と、会社による双方向の情報発信」。3つ目が「個人個人の人間味まで伝えられるコンテンツの提供」です。品川の日本マイクロソフト本社で行われたセミナーで InSite を知った大野さんは、「望む機能がすべて揃っていた」と振り返ります。「まず目を引いたのが、グラフィカルな見た目です。それに InSite に含まれているエンゲージ・ドットワークス エッセンシャルズの『タイムライン』と『ピープル』という2つの機能を活用することで、双方向の情報発信と、きめ細かな社員プロフィールを公開できることが分かりました。しかも、当社の規模でも無理なく導入できる価格設定も魅力的でした。最終的に、3社のサービスを比較検討したのですが、InSite が頭ひとつ抜き出た印象がありました」

ディスカバリーズの持つ知見を活用したデータ分析で、より良いサイト運用へ

「コムサPortal」の利用状況を確認するため、ディスカバリーズがエンゲージ・ドットワークス エッセンシャルズの利用ログを分析。
すでに社員の8割以上が「タイムライン」機能を利用しており、月平均5本のストーリーがタイムラインに投稿され、150人程度の社員に閲覧されています。 特に閲覧数が多いのが社員発信の記事で、役員がよく「いいね!」をしていることが分かりました。また、約6割の社員が「社員プロフィール」を閲覧しているという成果も得られており、3月から4月かけて投稿された新人紹介の記事から、社員プロフィールの利用が多くなる傾向も見られました。

2020年夏から進行するプロジェクトの第2フェーズでは、会社から全社員へ向けた情報発信がさらに強化されることもあり、「閲覧状況などのデータを正確に把握・検討することが、ますます重要になる」と中嶋氏は言います。「コムサPortalを、より良いものへと進化させていくためには、データの分析活用が欠かせません。
数多くの企業ポータルにかかわってきたディスカバリーズさんの持つ知見と合わせて、当社のポータルがどれだけ成功していると言えるのか、そして、どのような情報発信を社員が求めているのか、今後しっかりと見極めながら運用を続けていきたいと思います」

お客様のコメント
JFEコムサービス株式会社  執行役員 山本 福己さん

「会社からのスムーズな情報提供だけでなく、社員からの発信が気軽にできることは風通しの良い企業カルチャーを作る上でとても大切なことです。当社のような規模の会社で新たに仕組みを作るのは大変ですが、InSiteはそれを実現してくれました。写真やイラストを多用できるデザイン性も気に入っています。」

JFEコムサービス株式会社  総務部部長 中嶋 滋さん

「2017年から全社員の意見をヒアリングしてきた積み重ねの上に、大野さんを中心としたメンバーが非常に熱心に取り組んでくれたおかげで、「ポータル刷新委員会」設置後のプロジェクトはとても円滑に進行しました。見た目の分かりやすさ、柔らかく親しみやすいビジュアルにこだわったこともあり、社内にもスムーズに浸透しています。」

JFEコムサービス株式会社  総務部 総務グループ 大野 修一さん

「グラフィカルで見やすいレイアウト、誰でも更新作業がしやすい使いやすさ、導入しやすい価格など、InSite には私たちがポータルサイトに求めたものが揃っていました。構築に際してもディスカバリーズの皆さんに適切なサポートもいただき、とても助かりました。おかげで、理想的なポータルサイトが出来上がったと思います。」

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