株式会社セブン銀行は、2001年の 開業以来「いつでも、どこでも、だれでも、安心して」ご利用いただけるATMサービスの提供に注力 (2017年11月末に、国内ATM設置台数が24,000台を突破。1日約220 万人が利用)。2012年にはセブン銀行口座が100万口座を突破。また、アメリカ、インドネシアに子会社を擁し、ビジネスをグローバルに拡大。2017年にはスマートフォンによるATM入出金サービスおよびスマホアプリでの海外送金サービスの提供も開始するなど、常にサービスの向上に努めています。

迅速かつ適切な社内情報共有で、信頼される銀行づくりを促進

株式会社セブン銀行は、2001年の開業以来「いつでも、どこでも、だれでも、安心して」ご利用いただける ATMサービスの提供に尽力。2017年11月末には、国内ATM設置台数が24,000台を超え、1日約220万人のお客さまにご利用いただく、社会インフラのひとつへと成長しています。 こうした成長の背景には、「お客さまのニーズに的確に応え、信頼される銀行を目指します。」、「社員一人一人が技術革新の成果をスピーディーに取り入れ、自己変革に取り組んでいきます。」、「安全かつ効率的な決 済インフラの提供を通じて、我が国の金融システムの安定と発展に貢献します。」という経営理念を、真摯に実践してきた背景があります。 その一環としてセブン銀行では、全社員が正確な情報を共有・認識できるように、社内のコミュニケーションおよび情報共有を支えるIT環境を重視してきました。 そして、2017年6月。それまで活用してきた社内ポータルサイトを、Microsoft Office 365 に含まれる SharePoint Online を活用して、全面リニューアルしています。

「機能要件」だけでは満たせない、「使いやすさ」の壁を克服

 
セブン銀行において、全社への通達事項などを円滑に運用する社内ポータルサイトは、重要な役割を担ってきました。システムの刷新に際しては、「事前に各部署にヒアリングを行い、ポータルサイトに必要な機能 や情報などを、すべてリストアップして臨みました」と話す、セブン銀行 システム部 調査役 福家満衣子氏。「しかし、必要な情報を並べるだけでは、思い描いていたようなサイトにはなりませんでした」と説明を続けます。
「開発当時、ポータルサイトとして必要な情報項目はすべてリストアップしていましたので、サイトの“中身” には、問題ありませんでした。しかし、最初に仕上がってきたデザインを見た際、情報の優先度が把握できず、 非常に使いづらく感じました。このようなサイトを使用すれば、その不便さゆえに活用も進まず、社内コミュニケーションに支障が生じるかもしれません。『このままでは社内に公開できない』と判断し、当初は2016 年10月に公開するはずだった予定を延期して、情報の閲覧性や検索性をさらに高めるために、再度作り直すことを決めました。」
SharePoint Online は、非常に自由度が高く、さまざまな用途に活用できる反面、機能を使いこなすために一定の習熟度が必要になるという側面があります。全社員が「毎朝必ずアクセスする情報源」として、ストレスなく活用できるようにサイトのユーザビリティを高めていくためには、十分なノウハウが必要になります。
そこで、信頼できるパートナーを探し始めたセブン銀行が最終的に選んだのが、ディスカバリーズでした。 選定のポイントは、SharePoint Online をはじめとするマイクロソフトのクラウドサービスへの知見の深さと、将来「自社運用」に切り替えていく際に必要となるスキルやノウハウまでを、惜しみなく提供してくれる「アフターサービス」の存在でした。

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SharePointを熟知したデザインで ユーザビリティを大幅に向上

 
セブン銀行から依頼を受けたディスカバリーズは、すぐにデザイン改修に着手。「情報の優先度」を整理し、それに伴った「見せ方の 工夫」を施すことで、サイト全体の閲覧性を高め、必要な情報を探しやすく改修していきました。 福家氏は当時のことを、次のように振り返ります。 「デザインに関する専門的な知識もありませんので、口頭でおぼろげなイメージを伝えるしかありませんでしたが、ディスカバリーズさんがすぐに画面を作成して、『こういう見せ方もありますよ』と、 複数の選択肢を提示してくれるので、本当に助かりました」
こうしてプロジェクトは順調に進行。サイトの再構築を含めて、わずか3か月弱でプロジェクトを完了し、2017年6月から無事に活用を開始しています。 しかし、社内ポータルサイトの真価が発揮されるのは、活用開始後です。福家氏はリリース後の反響を次のように振り返ります。 「活用開始後、電話による問い合わせも多くありました。さらに社内アンケートを行ったところ、『こんなことが出来ないか?』といった要望も数多く届きました。そこで継続的な改修を実施するため、ディスカバリーズさんのアフターサービスから『テクニカルサポート』 と『活用支援コンサルティング』を選んで、活用促進を図る施策の立案から技術に関するQ&Aまで、社内ポータルサイト運用にかかるすべてのサポートをお願いしました」

Office 365導入後の活用促進など 充実の「アフターサービス」を活用

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社内ポータルサイトの運用開始後、アフターサービスを活用して行った大きなアップデートは、下記の2項目です。

  • 既存サイト「規程ページ」の改修
  • 新サービス「セブン アイデア ボックス」の構築

ポータルサイトの規程ページは、従来ファイルサーバーで管理していた約200もの規程文書を検索しやすく整理したものです。2017 年6月の公開時点では旧来の運用形式を踏襲したため、Web上で の検索性が悪く、社内から改善要望が多数届いていたと言います。 「そこで主管部門に相談に行くと、ちょうど規程文書そのものの整理も進められていましたので、一緒に新しい管理方法を検討しました。 2018年2月に公開した改訂版では、メニュー項目などが洗練されて、非常に検索しやすくなりました」と福家氏は当時を振り返ります。
「セブン アイデア ボックス」は、新サービスの発案や社内の「働き方改革」などに対して、自由な意見を募集し、その場で意見交換を行うことができる仕掛けです。通常、新しいサイトを構築する際には2か月程度の期間を要しますが、ディスカバリーズでは、フェイス トゥ フェイスでヒアリングを行いながら、サイト構築を実施。実質 2週間という超短期間での公開を実現しています。 「私たちが抱いていた“漠然としたイメージ”を聞き取って、すぐに形にしてくれるので、スムーズに進行でき、本当にありがたかったです。デザインもポップに仕上がっていて好評です。今では事務局に権限を委譲して、順調に活用が進んでいます」
こうしたさまざまな改修要望への対応は、時としてシステム部の方々の目の前で行われており、そのノウハウはすべて開示されています。福家氏は「おかげで今後の自社運用に向けて、貴重なノウハウを得ることが出来た」と笑顔を見せると、次のように締めくくります。 「Office 365には、チーム単位でのコミュニケーションが容易に行え るMicrosoft Teamsなど、便利なサービスがいくつもパッケージされています。こうしたサービスを社内で使いこなしていく上でも、 ディスカバリーズのアフターサービスに期待しています」

お客様のコメント

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株式会社セブン銀行 システム部 調査役
福家 満衣子 氏

今回のプロジェクトでは、ディスカバリーズさんに 引っ張っていただいたという印象が強いですね。 おかげで、情報の閲覧性や検索性を高めることができました。しかも、大事な作業などは当社に出向していただいて、目の前で説明しながら行っていただけましたので、自社運用に向けたノウハウも、 きちんと社内に残すことが出来ていて、本当に助かっています。

事例公開日:2018年07月20日