Discover Discoveries 2026 ユーザーイベント レポート
AI エージェントで業務が変わる、現場から学ぶ AX 最前線
こんにちは。ディスカバリーズ マーケティング担当の和泉田です。
2026 年 7 月 30 日、ディスカバリーズの年次ユーザーイベント「Discover Discoveries 2026」を、東京・日本橋ホールにて開催しました。テーマは「AI エージェントで業務が変わる、現場から学ぶ AX 最前線」。経営視点のキーノートから、自社プロダクトの最新コンセプト発表、ゲスト企業とのパネルディスカッションまで、4 時間を超える充実したプログラムをお届けしました。本記事では、当日の様子やセッション概要をご紹介します。
イベント概要
| 開催日 | 2026 年 7 月 30 日(木) |
|---|---|
| 会場 | 日本橋ホール(東京都中央区日本橋) |
| 形式 | 招待制 |
| テーマ | AI エージェントで業務が変わる——現場から学ぶ AX 最前線 |
当日は、「AI 時代に組織は何を変えるべきか」という経営視点の示唆、現場で使える AI エージェントの実践知、そして同じ課題に向き合うユーザー企業同士の率直な対話という 3 つの視点から、AX 推進のヒントをお届けしました。
キーノート:AI 時代の組織進化——経営と現場の両視点から
プログラムは、代表取締役社長 島田 祐一朗によるキーノートからスタートしました。AI 活用が世界的に広がる一方で、「成果が出た」と言い切れる企業はまだ多くないという課題提起から始まり、自社での実践を通じて見えてきた 3 つの学びが紹介されました。社員の経験値と AI 活用度を掛け合わせる視点、業務プロセスを変える権限を持つマネージャーの役割、そして組織に蓄積された経験や暗黙知を「コンテキスト」として資産化することです。最後は、「AI と共に働くことで、仕事はもっと創造的になる」というメッセージで締めくくられました。
プロダクトセッション:バーチャルスタッフ、次の世界へ
続いて、業務執行役員 プロダクト開発責任者 御代 知克より、自社プロダクト「バーチャルスタッフ」の最新コンセプトが発表されました。これまで人に話しかけられて動いていた AI エージェントが、これからは自らユーザーに話しかけてくる存在へと進化していく——そんなコンセプトアップデートが、どこよりも早くこの場でお披露目されました。
ゲストセッション:AX 最前線を走る 3 社が登壇
ゲストセッションでは、AX 推進の最前線を走る日本マイクロソフト株式会社様、キリンビジネスシステム株式会社様、コニカミノルタ株式会社様の 3 社にご登壇いただき、各社の視点から AI 活用・定着に向けた取り組みをご紹介いただきました。
日本マイクロソフト株式会社|AI 時代の企業競争力を支える変革
コーポレートソリューション事業本部 チャネルパートナー統括本部長
「AI が切り拓く企業競争力——Microsoft が支える Frontier Transformation」と題してご登壇いただきました。AI を全社的に活用し、継続的な価値創出と競争優位を実現する企業を「Frontier Firm」と位置づけ、その実現に向けた Microsoft の AI 戦略とプラットフォーム活用のアプローチをご紹介いただきました。
キリンビジネスシステム株式会社|生成 AI を全社に定着させる実践知
グループシェアード運用グループ グループリーダー
「人がやらなくてよい仕事を AI に——キリングループにおける生成 AI 推進の取り組みと展開」と題してご登壇いただきました。PoC から本格展開、AI エージェント活用へと段階的に進めてきた生成 AI 推進の歩みと、全社への定着を支えるガバナンス整備や活用促進の取り組みをご紹介いただきました。
コニカミノルタ株式会社|Copilot 展開と DX 戦略の接続
デジタル戦略企画グループ グループリーダー
「生成 AI を『パートナー』に——コニカミノルタにおける Copilot 展開と DX 戦略との接続」と題してご登壇いただきました。DX を「生産性向上」と「顧客価値向上」を実現する経営基盤と位置づけ、Microsoft 365 Copilot の全社展開を通じた人材育成・組織変革の取り組みと、そこから見えてきた成果や課題をご紹介いただきました。
各社の講演では、AI をどのように業務や組織に根づかせていくかについて、戦略・推進体制・現場定着の観点から具体的な示唆が共有されました。その流れを受けて、続くパネルディスカッションでは、より実践に近いテーマへ議論を深めました。
パネルディスカッション:先行企業から学ぶ、組織における AI 活用のリアル
ゲストセッションに続き、取締役副社長 小野 健夫をモデレーターに、辻 佐知 様(キリンビジネスシステム株式会社)、西村 美里 様(コニカミノルタ株式会社)によるパネルディスカッションを行いました。AX 推進の現場で何がうまくいき、何が壁になっているのか。導入の意思決定から現場への浸透、効果測定まで、資料だけでは伝わらない各社のリアルな試行錯誤が語られ、会場からも多くの質問が寄せられました。
ネットワーキング:同じ課題に向き合う仲間との対話
軽食とお飲み物をご用意し、懇親会を開催しました。登壇者やディスカバリーズのメンバーに加え、同じく AX 推進に取り組む他社のキーパーソン同士が、会社や業界の枠を超えて率直に意見を交わすネットワーキングとなりました。
最後に
経営と現場、理論と実践、お客様と自社——異なる視座を行き来しながら、AX 推進の「今」と「次の一手」を共有した一日となりました。先行きに正解がないからこそ、挑戦するもの同士が知恵や経験を共有して、それぞれの成功を目指した取り組みに活かす、そんな好循環を築いていくための機会になりました。ディスカバリーズは今後も、お客様との対話や自社での実践を通じて得られた知見を共有する場をつくってまいります。次回のイベントも、ぜひご期待ください。
