ディスカバリーズ株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:島田祐一朗、以下ディスカバリーズ)は、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングス株式会社(以下、USMH)の研修プログラム「リテール シェフアカデミー」において、 Microsoft 365 を活用した、タイムリーなコミュニケーションと学びのサイクルでスキルが身につくプラットフォームの構築を支援いたしました。誰でも運用できるシンプルな設計でデジタル成熟度を高め、人事DXを進めた事例を発表します。
予習・実習・復習のサイクルを組み込み、学ぶだけでなく「身につく」研修づくりを目指す中、USMHでは仕組みづくりにおいて効果の見える化や効率化も重視しています。実際に使用しながら柔軟にトライ&エラーできるシステムを作りたいという要望から、ディスカバリーズはUSMH社内に導入済みだった Teams とSharePointの活用を提案。プロトタイプを組み、操作・検証しながら、お客様とともに研修プラットフォームを構築していきました。
SharePoint で作成したリテール シェフアカデミーWebサイト
完成したプラットフォームは誰もが運用しやすいシンプルな設計で、普段ツールに親しみの少ない現場の講習生もスムーズに参加が可能に。また研修中のコミュニケーションは Teams に一元化することで、メールベースの情報共有に比べて負荷を大幅に削減できました。講義のまとめや提出課題などもプラットフォーム上で相互に共有されるため、コメントや「いいね」などでのコミュニケーションも生まれています。
講義のレポートも Teams 上で提出
プログラム受講生の満足度も高く、実際の現場においても部門の壁を超えた商品提案や生活者視点での売り場づくり、従来にない視点での商品開発など様々な成果が生まれています。研修を通して Microsoft 365 の各種機能に触れたことで、リテラシーの向上やツールのスキルアップも見られ、今後より一層の活用推進・普及が期待されています。
■新フレームワーク開発・提供の背景
InSite は、社内ポータルサイトの専門知識がない Microsoft 365 や Teams のユーザーでも、簡単に作成/運用/管理できるクラウドサービスです。必要な情報がいつでもすばやく見つかるようデザイン・設計されており、今後テレワークとオフィスワークが共存するハイブリッドワークが増えていく中、働く環境に関わらず組織の生産性を高めます。
■新フレームワーク「ランディングページ」とは
「ランディングページ」は、大事なメッセージや参加必須のイベント申し込みなど、サイトの訪問者へ特定の行動を促したい(Call to Action=CTA)際に有効です。専門的なスキルを必要とせず、ステップに沿って情報を入力するだけで、訴求効果の高いCTAボタン付きの社内サイトが、簡単に作成・公開できます。アクセスした人の推移や、CTAボタンやリンクに対して反応した人を可視化できるため、行動までのコンバージョンをトラッキングして、情報伝達力の改善に役立てることができます。