背景
横浜市都市整備局は、部署や役職にかかわらず都市横浜の課題に創造的に取り組む意識を持つ職 員を育成し、都市デザイン⾏政⼒の向上を⽬指す取り組みをしています。その中で都市的なテー マを設定し、研修やグループワークを通して提案まで⾏うアーバンデザイナー養成講座を実施 しています。
今回、今年度の講座において、所属部署を超えた職員同⼠の⾃発的な情報の共有や、継続的な共 同作業を⾏うことから、職員間ソーシャルネットワーキングサービス(以下、庁内SNS)を活⽤ して、研修における情報管理が安定化され、かつコミュニケーションがより活⽤・促進されることを検証する実証実験を、横浜市に対する公⺠連携の提案窓⼝である「共創フロント」を通じて ⾏うこととなりました。
この窓⼝において募集があったテーマ「都市デザイン⾏政強化のための職員研修等における、 ソーシャルネットワーキングサービスの活⽤実証実験」に対して、ディスカバリーズ株式会社は、 ⽇本マイクロソフト株式会社とともに応募・提案し、共創事業として三者での取り組みを開始す ることとなりました。
実証実験の概要
⽬的:
ソーシャルネットワーキングサービスを活⽤したコミュニケーションによる職員の能⼒開発とエンゲージメントの向上を検証する
内容:
本実証実験の実証の場となるアーバンデザイナー養成講座では、様々な所属部⾨から参加する 有志職員 50名を対象に、講義やグループワークが⾏われます。情報共有基盤を通して、気づい たアイデアや⼊⼿した参考情報の共有、スキルや経験を持つ職員間の相互理解やつながりを深 め、スムーズで効率の良いコミュニケーションが図れたか、グループワークでの成果に貢献でき たかをコミュニケーションのログを分析して検証します。
この実証実験のために横浜市は、マイクロソフトの Office 365 とディスカバリーズのクラウド サービス「engauge.works(エンゲージ・ドットワークス、以下、エンゲージ)」を使い、 対象職 員に展開します。
